日商簿記検定試験の過去4回のデータから合格率を見ていきます。
【4級】
116回 受験者数: 1,333名 合格者数: 474名 合格率:35.6%
115回 受験者数: 919名 合格者数: 300名 合格率:32.6%
114回 受験者数: 943名 合格者数: 324名 合格率:34.4%
113回 受験者数: 1,420名 合格者数: 587名 合格率:41.3%
【3級】
116回 受験者数:85,872名 合格者数:36,501名 合格率:42.5%
115回 受験者数:74,059名 合格者数:26,083名 合格率:35.2%
114回 受験者数:93,890名 合格者数:42,428名 合格率:45.2%
113回 受験者数:78,640名 合格者数:27,529名 合格率:35.0%
【2級】
116回 受験者数:44,242名 合格者数:12,911名 合格率:29.2%
115回 受験者数:52,104名 合格者数:22,168名 合格率:42.5%
114回 受験者数:59,212名 合格者数:18,829名 合格率:31.8%
113回 受験者数:45,293名 合格者数:13,785名 合格率:30.4%
【1級】
116回 受験者数:13,345名 合格者数: 1,811名 合格率:13.6%
114回 受験者数:15,338名 合格者数: 535名 合格率: 3.5%
113回 受験者数:12,838名 合格者数: 1,783名 合格率:13.9%
111回 受験者数:16,609名 合格者数: 1,559名 合格率: 9.4%
4級・3級の合格基準は100点満点中、70点以上です。4級・3級は過去4回とも合格率が30%を上回っていますが、3級が116回と114回で40%を超えていることから、比較的3級の合格率が高いことがわかります。2級の合格基準は、100点満点で70点以上で、商業簿記が60点、工業簿記が40点の配点です。
2級は過去4回で合格率にばらつきがあります。1級の合格基準は、100点満点で70%以上で、商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算と各25点ずつの配点です。1級はさすがに難易度が高いため、合格率が14%以下で、一桁台の年も珍しくありません。
日商簿記を学ぶための専門学校をいくつかご紹介します。【資格の大原】には、大原方式と呼ばれる独自の方式があります。常に初めて学習する方を対象にした、丁寧な講義の「専任講師体制」、各級で基礎からじっくり学べる独自の「カリキュラム」、専任講師が作成した「大原オリジナル教材」、教室通学とDVD通学の「受講スタイル」、入学前から試験合格後までの強力な「サポートシステム」といった大原方式を展開し、サービスの充実を図っています。
【資格の学校TAC】ではインプットとアウトプットのバランスを考えたカリキュラム、教室講座・DVD講座の受講スタイルにWeb講座(有料)を加えることができ、自宅での復習や弱点克服に役立ちます。また各講座にフォロー制度を設けており、重複受講や、欠席した講義を録音したテープの貸与とダビング、電話での質問などのフォローが受けられます。
【LEC東京リーガルマインド】では合格のための5つのアイテムとして、4STEP方式を採用した「オリジナルカリキュラム」、講師のレベルアップに力を入れた「専任講師陣」、短期合格の情報が詰まった「オリジナル教材」、「フォローアップシステム」、受講生に嬉しい「適正価格」を掲げています。
特にフォローアップシステムには、クラス間乗り入れ制度という、受講生の都合に合わせて、LECの他の校舎で講義えお受けることができるシステムが大変便利です。【クレアール簿記アカデミー】では、テキストと問題集を完全にリンクさせ、単元別に編集してあり、学習し易いように工夫されています。
またライヴクラスと個別DVDクラスの他に「Dプラス通学」という、通学講座に復習用の講義DVDをプラスしたクラスを設け、自宅での復習や、分からない箇所を繰り返し学習できるように配慮されています。その他クレアールでは非常識合格法という独自のスタイルが存在しています。各専門学校で体験入学や説明会を開催しているので、実際によく見て確かめることも大切です。
簿記の学習のポイントについてですが、とにかく問題集を解いていくことがポイントとなります。暗記よりも実務面を重視します。問題を確実に解き、裏付けされた知識をしっかり理解することです。間違えた箇所があればその部分を何度も解きなおします。そうすることで理解を深め、同時に弱点を克服していくことができます。
また電卓の扱いに慣れていなくても、演習問題を重ねることで徐々に早く打てるようになっていきます。復習を面倒がらずにやっていくことも、合格するためには必要なことです。一度学習したことは、その日のうちに復習する癖をつけることです。それまで学習してきた内容について、トータルな復習を定期的に行うことも大切です。
分からないことや疑問点が出てきたときに、分からないままにしないことも簿記の学習をしていく際のポイントになります。つまずいたらなるべくすぐに解決しましょう。また簿記の学習のポイントとしては勉強する時間を毎日つくることです。学生や社会人であれば通勤時間を利用して仕訳を覚えるなど、少しでも勉強の時間に当てるようにします。
通信講座や独学の方は特に、テレビなどの誘惑が付きまとうこともあります。そういった場合には学校の図書室や図書館等、誘惑のない場所を利用して勉強することをお勧めします。その他、各個人で勉強を進めていくと、独自の勉強方法が自然に出来てくると思います。ご自分に合った勉強法で。日商簿記検定を目指して下さい。
独学で日商簿記検定合格を狙おうという場合は、参考書選びが重要となってきます。自分にとって分かりやすく、図解入りで見やすいなど、自分にとって分かりやすいものを選ぶことが大切です。現在、日商簿記検定対策の参考書類は、数多く出版されています。各階級の学習内容が一冊でまとめられているものや、2級・3級の学習内容を一冊にまとめて、1度で2つの級の合格を狙おうというものなどです。問題集だけでもいくつか種類があります。
過去の出題傾向を網羅した過去問題集、試験対策用の問題集、試験における重要な問題をテーマ別にセレクトしたものなど、参考書はもちろん、問題集においても自分に合った内容であるかどうかも重要な選択のポイントとなります。日商簿記2級では商業簿記と工業簿記で参考書が個別になっているケースが多く、1級にでは商業簿記/会計学と工業簿記/原価計算で参考書が個別になっているケースが多く見られます。
また参考書類は様々な出版者から出ています。そのなかには「大原簿記学校」、「TAC」、「DAI-X」など、専門学校から出版されている参考書類もあります。会計系に特化した専門学校の参考書・問題集ですから、使いやすさはかなり期待できると思います。他にも、簿記の演算において電卓を使いこなすためのマニュアルなども出版されています。