受験手続から合格発表までの流れを一通り説明します。まず受験の申し込みですが、各商工会議所の窓口にて直接申し込みができます。この場合は申し込みと同時に受験票が交付されます。郵便払込で申し込みを行う場合は。払込取扱票と呼ばれる申込書に、必ず受験をする本人が必要事項を記入します。2級と3級など、2つの級を受ける同日に受験する場合は1つの級につき申込書が1枚となり、申込書は合計2枚必要です。
その後、払込取扱票を使用して郵便局から受験料を振り込みます。受験料は1級=7,500円 2級=4,500円 3級=2,500円 4級=1,600円です(全て税込み)。必ず申込受付期間内に振り込みをします。試験日の10日程前に受験票が届きます。受験票には試験会場、受験番号が記載されています。その他にも日商簿記検定試験についての必要事項や注意事項などが記載されていますので、よく読んで大切に保管しましょう。
また、試験日の1週間前までに受験票届かない場合は、必ず各商工会議所に問い合わせます。いよいよ試験当日です。受験票・筆記用具(HB or Bの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)・身分証明書(氏名、生年月日、顔写真の確認できるもの)・電卓(四則演算機能のみがついたもの)またはそろばん を持参します。
1級のみ、写真票を持参します。顔写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)を用意し、その顔写真の裏面に氏名と受験番号を記入し、写真票に貼付ます。試験時間は1級:午前9時~(3時間)、2級:午後1時30分~(2時間)、3級:午前9時~(2時間)、4級:午後1時30分~(2時間)となっています。また試験開始時刻に遅れると受験できません。
合格発表の日程は、各商工会議所によって違います。合格発表の場所ですが、基本的には商工会議所での発表となりますが、最近では各商工会議所のホームページでも発表されることもありますので、それぞれ確認が必要です。合格証明書の発行についても、各商工会議所によって違ってきます。郵送での発行や受験票と引き換えての発行など、様々ですので、こちらも各商工会議所のホームページ等で確認しましょう。
簿記についてご紹介します。簿記とは「帳簿記入」の略です。企業が行う日々行われる取引や入出金等の現金の流れを記帳、計算、管理し、会社の経営が健全に行われているかを明らかにするための知識なのです。また、その結果を報告するための書類を作成す技術も要しています。簿記検定試験は帳簿への記帳法が正しくできるか、また正しく計算できるか、決算書類などが作成できるかなどを確認するための検定試験なのです。
経理担当者にとって、簿記の技術を取得していることは必要不可欠です。現在のビジネスシーンにおいては、あらゆる場面において簿記の知識は非常に重要であると認識されています。そのため営業職や管理職であっても簿記を理解してい
ることは企業にとって望まくなっています。企業は日々の利益を上げることを目的としていますから、会社の経営状態を把握しつつ、様々な経営戦略や事業計画を立てていくことが求められてきます。
簿記の知識を身につけることによって、貸借対照表や損益計算書と呼ばれる財務諸表の内容を読みこなすことができるようになります。このことによって自社の経営状態が把握できます。また様々な経理関連書類から、取引先の経営状態が把握できるようになるためにリスクを軽減した取引をすることが可能となります。会社での経費や収支の流れなどもわかりますから、コストを意識した計画を立てることもできるのです。