日商簿記検定試験の受験日と試験会場についての説明です。受験資格は一切制限がありません。年齢、学歴、性別、国籍等に関係無くどなたでも受験することができます。まず受験日ですが、年3回実施されます。2月の第4日曜日・6月の第2日曜日・11月の第3日曜日に行われます。このうち2月は2級~4級まで、6月と11月は1級~4級までの試験実施となります。

1級と2級、2級と3級を同時に受験することができます。また段階順に受験する必要はなく、最初から1級や2級の上位級を受験することもできます。試験会場ですが、全国の商工会議所、商工会議所が指定する会場で行われます。試験会場は受験票に記載されています。

受験を希望するエリアを選ぶことはできますが、毎回受験者数が非常に多いため、希望の試験会場で受験することが難しいようです。申し込みの際、自宅から離れた試験会場で受験となる可能性が高いことを念頭に置いておくといいかと思います。また一度申し込んだ受験エリアは変更できません。

受験手続から合格発表までの流れを一通り説明します。まず受験の申し込みですが、各商工会議所の窓口にて直接申し込みができます。この場合は申し込みと同時に受験票が交付されます。郵便払込で申し込みを行う場合は。払込取扱票と呼ばれる申込書に、必ず受験をする本人が必要事項を記入します。2級と3級など、2つの級を受ける同日に受験する場合は1つの級につき申込書が1枚となり、申込書は合計2枚必要です。

その後、払込取扱票を使用して郵便局から受験料を振り込みます。受験料は1級=7,500円 2級=4,500円 3級=2,500円 4級=1,600円です(全て税込み)。必ず申込受付期間内に振り込みをします。試験日の10日程前に受験票が届きます。受験票には試験会場、受験番号が記載されています。その他にも日商簿記検定試験についての必要事項や注意事項などが記載されていますので、よく読んで大切に保管しましょう。

また、試験日の1週間前までに受験票届かない場合は、必ず各商工会議所に問い合わせます。いよいよ試験当日です。受験票・筆記用具(HB or Bの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)・身分証明書(氏名、生年月日、顔写真の確認できるもの)・電卓(四則演算機能のみがついたもの)またはそろばん を持参します。


1級のみ、写真票を持参します。顔写真1枚(縦4.5cm×横3.5cm)を用意し、その顔写真の裏面に氏名と受験番号を記入し、写真票に貼付ます。試験時間は1級:午前9時~(3時間)、2級:午後1時30分~(2時間)、3級:午前9時~(2時間)、4級:午後1時30分~(2時間)となっています。また試験開始時刻に遅れると受験できません。

合格発表の日程は、各商工会議所によって違います。合格発表の場所ですが、基本的には商工会議所での発表となりますが、最近では各商工会議所のホームページでも発表されることもありますので、それぞれ確認が必要です。合格証明書の発行についても、各商工会議所によって違ってきます。郵送での発行や受験票と引き換えての発行など、様々ですので、こちらも各商工会議所のホームページ等で確認しましょう。

日商簿記検定試験の過去4回のデータから合格率を見ていきます。

【4級】
116回 受験者数: 1,333名 合格者数: 474名 合格率:35.6%
115回 受験者数: 919名 合格者数: 300名 合格率:32.6% 
114回 受験者数: 943名 合格者数: 324名 合格率:34.4%
113回 受験者数: 1,420名 合格者数: 587名 合格率:41.3%

【3級】
116回 受験者数:85,872名 合格者数:36,501名 合格率:42.5%
115回 受験者数:74,059名 合格者数:26,083名 合格率:35.2% 
114回 受験者数:93,890名 合格者数:42,428名 合格率:45.2%
113回 受験者数:78,640名 合格者数:27,529名 合格率:35.0%

【2級】
116回 受験者数:44,242名 合格者数:12,911名 合格率:29.2%
115回 受験者数:52,104名 合格者数:22,168名 合格率:42.5% 
114回 受験者数:59,212名 合格者数:18,829名 合格率:31.8%
113回 受験者数:45,293名 合格者数:13,785名 合格率:30.4%

【1級】
116回 受験者数:13,345名 合格者数: 1,811名 合格率:13.6%
114回 受験者数:15,338名 合格者数: 535名 合格率: 3.5% 
113回 受験者数:12,838名 合格者数: 1,783名 合格率:13.9%
111回 受験者数:16,609名 合格者数: 1,559名 合格率: 9.4%

4級・3級の合格基準は100点満点中、70点以上です。4級・3級は過去4回とも合格率が30%を上回っていますが、3級が116回と114回で40%を超えていることから、比較的3級の合格率が高いことがわかります。2級の合格基準は、100点満点で70点以上で、商業簿記が60点、工業簿記が40点の配点です。

2級は過去4回で合格率にばらつきがあります。1級の合格基準は、100点満点で70%以上で、商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算と各25点ずつの配点です。1級はさすがに難易度が高いため、合格率が14%以下で、一桁台の年も珍しくありません。